わたりふるさと夏まつり2022
2022年8月16日
2022年8月15日
3年ぶりの開催となった
「わたりふるさと夏まつり」
何年ぶりになるだろう…
実家が埼玉県にある僕は、
8/15は亘理町に居ないことが多く、
この夏祭りの花火を観るのは
十数年ぶり?かもしれません。
過去の記憶を辿れば、花火後の荒浜は
とんでもない混雑で大渋滞は必至。
当時は、牛乳配達で培った土地勘で
裏道を駆使し何とか渋滞を逃れることが
できましたが、震災後の荒浜は様変わり
しており皆目見当がつかぬ状態。
亘理町観光協会HPから駐車場マップを
ダウンロードし花火打ち上げ40分前の
19:00に家を出発。
何のストレスもないまま荒浜に到着するも
会場に近づくにつれ増していく車の赤い
テールランプに恐れをなし
最も遠い駐車場へIN
8割がた埋まっているもののすんなりと
車を停めることができ、会場へ向かいました。
渋滞する車を横目に歩くこと約15分。
ハンドルキーパーではない妻の
膀胱に溜まったビールが限界を迎え、
荒浜防災公園のトイレに到着しよう
としたその時!
ひゅるひゅるひゅーーーっ
どーーん!!
トイレから海の方を臨むと
ほぼ正面に花火が打ちあがりました。
美しい…
メイン会場からは少々離れますが
この空きよう。
ほぼ周りには人がいない…
(※日中はこんな感じ。ここで鑑賞)
大迫力で正面に大輪を拝めるこんな
一等地で、他者に触れることのない
夫婦2人きりでの花火鑑賞。
これこそ亘理の花火の醍醐味!
40分間、7000発の打ち上げ花火を
堪能しました\(^o^)/
※画像クリックで動画が視聴できます。
帰りは帰りで駐車場まで
徒歩15分… (*´Д`)=3
これは少々くたびれましたが
覚悟していた帰路の渋滞には一切
巻き込まれず、10分後に帰宅!
ノンストレスな花火鑑賞となりました。
花火には「鎮魂」の意味があるといいます。
東京最大の規模を誇る“隅田川花火大会”も
疫病で亡くなった方の慰霊と悪病退散を
祈ったのが始まりだとされています。
実は二週間前の8月初め、
友人がくも膜下出血で急逝しました。
僕ら夫婦にとって、今回の花火は
友人との思い出に触れ、逝去を悼む。
そんな意義のある花火鑑賞でした。
僕らはそれ以来、なかなか前を向けません。
コロナに、地震、異常気象に加え、戦争…と
僕らだけでなく今社会は、肉体的にも
精神的にもストレスフルな状況にあります。
そんな最中、一服の清涼剤となる
可憐で儚くも壮大な花火を打ち上げて
くれたことに感謝です。
わたりふるさと夏まつり2022
ありがとうございます! m(__)m
様々な意で「鎮魂」しなきゃ
ですね。
(代表:倉元靖武)