20mm越えのHanageに想う
2020年6月18日
ピロ、ピロピロ~~
僕の左鼻孔に違和感を感じたのは
6月初旬、爽やかな暑さの
新緑眩しい角田コース宅配中の
ことだった。
普段なら、一年のうちで最も心地いい
初夏の宅配サービスなのだが、今は
新型コロナウイルス禍。
客先でのマスクは欠かせない装備だ。
爽やかな外気とは裏腹に、マスク内は
熱帯雨林状態…(;´д`)
その日の宅配業務も終盤に差し掛かった
その時 お客様宅で、僕の左鼻の穴に
ピロピロっとした違和感を感じたのです。
は、は~ん。
さては“鼻くそ”の仕業だな…
———- Hanakusoとは ———-
呼吸における第一の砦、フィルター機能を
果たす“鼻毛”によってからめとられた埃や
異物が“鼻水”とまざり固まり体外へと排泄
するモノ。
—————————————-
こりゃ早いとこ排除せねば!
いや、いかんいかん。
今はお客様の敷地内だ。慌てるな!
幸いなことに、今はマスクをしている。
誰にも左鼻の穴のピロピロを見られる
心配はない。
しかも、次のお客様までは5kmもある。
この移動まで我慢だ!
そして移動中。
蒸れに蒸れたマスクをようやく外せる
その瞬間が訪れ、まずは手袋を外し
ハセッパーで手指消毒を。
そして、爽やかな風を感じる間もなく
おもむろにピロピロへと手を伸ばした
その時!
ふぁっさ~~
・・・ (ーー;)
ん ファッサ~だと?
こりゃ、鼻くそじゃねぇな。
しかもかなりの大物だ!
年に数回しかお目にかかれない
超ロング鼻毛じゃないか!
————- Hanageとは ————-
鼻の奥は喉や肺に繋がっているため
埃や小さなゴミを気管支へ吸い込ませぬ
ようフィルターの役割を果たすのがこの
“鼻毛”なのである。
—————————————-
百年の恋も一瞬で冷めさせる爆発力を
有する「飛び出し鼻毛」。
こんなのをお客様に見られるわけには
いなかい!
と、次のお客様まで約5kmの道中
大物Hanageとの格闘が始まった。
格闘なんていっても、経験者なら
もうお分かりだと思いますが
瞬殺!圧勝! d(>_・ )
大物はあっという間に捕獲されることに。
優に20mmは超え、30mmに迫る
久々の大物。
ここまで育つには一体どれほどの
月日がかかったのだろう・・・
宿主である俺様に見つかることなく
一歩も外に出ることもなく、長い間
穴の中でとぐろを巻き、巣ごもり生活
に耐えてきたのだろう。
その隠れ身の高度なスキルに敬意を払い、
また、長い期間僕の身を外敵から守るべく
フィルター機能を果たしてくれたことに
感謝しつつ、ゴミ袋へとお別れした・・・
(o゚-゚o)ン?
外敵から身を守るフィルター!?
今は、コロナ禍だ!Σ(゜゜)
おいおい、抜いちゃってよかったのか???
てなわけで、調べました。
———– Hanageとコロナ ———–
結論から言うと、鼻毛がウイルスの侵入
を防ぐことはできない。
ウイルスの大きさは10~100nmで
人毛の太さは50~100μmだといわれ
毛よりも1/1000も小さなウイルスの
侵入を防ぐことは到底無理だそうです。
—————————————-
鼻に異物が侵入すると、まず鼻毛が
フィルターとなり防ぐが、防ぎきれない
ウイルスは粘膜の「線毛(せんもう)」に
よって奥への侵入を防ぎ、咳や痰として
体外へ排泄するという。
————- Senmouとは ————-
線毛とは、粘膜内にある5μmほどの短い
毛のようなひだで、1秒回に15回程の
速さで常に運動し、異物を体外へ排泄
する働きを持つ。
—————————————-
なーんだ、
鼻毛を抜いても問題なかったのか!
と思ったら大間違い。
新型コロナウイルスは、基本的に
目・鼻・喉の粘膜が体内への侵入口
だと言われてますが、その他に
忘れちゃいけないのが
傷口 。
となると、鼻毛を抜いた毛穴も
ちょいと心配に。
え!?(゚Д゚;≡;゚д゚)大丈夫なの!?
マスクで鼻を直接触れないよう注意
していれば安全な筈だが…
鼻毛は抜かずに、切って処理する方が
無難ですね♪
皆さまも、これからの季節
ムダ毛の処理には十分に
お気を付けください!
思いがけずウイルスの侵入口を
増やし、感染リスクを高めることに
なりかねませんので。
では、また
(代表:倉元靖武)
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