マリアージュ ~mariage~
2018年7月17日
マリアージュ
【mariage】
フランス語で「結婚」。
ワイン用語では料理とワインとの組み合わせ、またその相性。
互いに香りや味を高め合う組み合わせに
「すばらしいマリアージュ」などという。
出典 (株)朝日新聞出版発行「とっさの日本語便利帳」
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子供だったのでしょうね。
大人への憧れと
失恋をきっかけに
18~22歳、学生時代の僕は
東京都新宿を拠点に、バーテンダーの
アルバイトに明け暮れていました。
洋酒への知識を深め、
大の酒好きとなった僕は
困難を極めた就活にて
なんとか、洋酒メーカーから
内定を頂くことができ
1993年4月
キリンビール社の洋酒部門
子会社である
キリン・シーグラム株式会社
に、入社します。
ここで、今の妻に出会い結婚。
後に、妻の実家の家業である
牛乳販売店を継ぎ
今に至るわけですが・・・
いまだ酒への愛着が
半端ない! (^^;
牛乳は、そんなに量は飲めないけど
酒なら底なしに飲んでしまいます。(´Д`|||)
前職時代は、ワインアドバイザーの
資格獲得を目指し勉強もしたので
専門化には及ばないものの
一般の方より、ワインの知識や
興味があると思います。
そんな僕に、前職でも飲めなかった
自分の年齢を超えるイタリアワインを
飲むチャンスが訪れました!
この前の土曜日である
2018.7.14
当店から歩いて5分の
お気に入りのトラットリア
TRATTORIA
Del Sole さん
のワイン会
「バローロの目覚め」
に参加して来ました♪
目玉は、タイトル通り
1967年産のバローロ
ソムリエの手により抜栓され
デカンタージュ。
51年の眠りから目覚め
出番を待ちます。
●コルクが51年の歴史を物語る
この日のワイン会は
6種のイタリアワインに
6品の料理。
渡辺シェフの「食感」をテーマに
こだわった料理構成に舌鼓♪(^q^)
その様をレポートします。
さぁ、宴のはじまりです♪
オープニングは、
●丸ごとパッションフルーツ
鹿児島県奄美の生産者直送の
パッションフルーツをそのままに♪
種のつぶつぶと酸味に合わせるのは
繊細な甘みの発泡ワイン
●アスティ・スプマンテ
ソムリエのお薦めに素直に従い
最後は、パッションフルーツに
アスティを投入!
(」゚ロ゚)」オオオオオッッッ
さすが、ソムリエ!
これが、ボーノボーノ♪
トップバッターの役割「食欲増進」を
みごと果たし、次への期待が膨らみます!
続いては
●桃とスカンピの食感を合わせた
冷製カペリーエ セロリのソルベ添え
ぷりっぷりな海老と桃の食感の
見事なハーモニー♪
このカペリーニに
合わせるワインは…
濃い黄色、上質なヴァニラや白桃を
連想させる華やかな印象の
●グレコ ディ レナビアンカ
3品目は
え!これ、パスタなの?
という新食感!
「魚卵」という意の、クスクスにも
似た粒々パスタ“フレーグラ”
●渡り蟹とタコのフレーグラ
なんじゃこりゃ!
(゚∀゚)=3 ウマー!
新食感フレーグラに合わせるのは…
●ヴィニェーティ ベリサリオ
ソムリエさん、スミマセン…
もうこの辺りから、とにかく
なんじゃこりゃ!
(゚∀゚)=3 ウマー!
を連発。
前職で勉強したとは思えない
知識ゼロ、薀蓄無視で (^^;
ただただ、おいしさに酔いしれて
ました♪
続きまして、4品目!
●真鯛と「仙台ミソルト」のリゾット
淡白に思える真鯛も、リゾットにし
味噌塩で頂くことで
イタリアを代表する赤ワインのひとつ
●ヴァルポリチェッラ クラシコ
スパイシーで濃厚な赤が
良く合います♪
この「真鯛に赤」のマリアージュが
否応なしに、今夜のメインに誘います!
くぅ~!o(≧~≦)o
にくい演出♪
そして、満を持して真打登場!
51年の眠りから目覚めた
●バローロ リゼルヴァ 1967
さすが51歳!
角がとれた丸みがあるふくよかさの
一方、初老ならではの経験に基づく
独特の主張を併せ持つ力強い味わい
このバローロの結婚相手に
選ばれたのは・・・
●仙台牛のスモークロースト
おかひじきのジェノベーゼ
生でもいける仙台牛の新鮮さを
スモークローストで閉じ込めた
香り高くも、フレッシュな肉の食感
が楽しめる本日のメインディッシュ♪
マリア~~ジュ!
(/≧∇)/\(∇≦\)/♪
うまい!
スミマセン、もうこの一言しか出てきません。
肉を口に入れ、うまい!
ワインを口に入れ、うまい!
肉とワインを交互に口に入れ
うまーーい──(´艸`)──!!
僕は、こんな表現しかできなから
ワインアドバイザー試験に不合格
なわけなのですが・・・
うんめーなこれ!(≧~≦)
って、気取らず、気軽に、楽しんで
いいのではないでしょうか♪
〆は、甘口デザートワイン
レチョート ディ ソアヴェ
(※写真撮り忘れました…)
とともに
●サマートリュフのジェラートと
キャラメルムース
ごまのヌガーとコーヒー豆のチュイル
実は僕、甘いデザートワインを
あまり好みません。
デザート自体が甘いのに
甘い×甘い=甘甘じゃん!
と、思い込んで好まなかったのですが・・・
Ψ(°д°;!)
これまた、マリアーージュ!!!
サマートリュフが効いてるのでしょう。
べったりした甘さではなく、
お口スッキリ爽やかな甘さ♪
いや、それだけじゃなさそうです。
今回のテーマは「食感」
ヌガーとチュイルの独特の食感が
このマリアージュを生み出しているのは
間違いなさそうです。
DelSoleさんの2018ワイン会
「バローロの目覚め」は、
この6種のワインと6つの料理で終了。
12品+ウエルカムドリンク+コーヒーで
なんと、ジャスト10,000円(税込)�
どう計算しても、安い!
安すぎます!!!
1万円じゃ、バローロ1本も買えません!
TRATTORIA
DelSole さん
ありがとう!
51歳のバローロを中心に構成された
食感をテーマに個性豊かなワイン達との
マリアージュを堪能させて頂きました。
また来年も参加します!
やっぱり、豊かさとは
量とか額じゃなく、
価値なんですね♪
僕は前職サラリーマン時代に
業務の一環として、ワインの基礎知識
は身につけたものの
ワインの幅と奥行き、そしてマリアージュの
楽しみ方を教えてくれ、
僕の人生の「食と酒」をより豊かに
してくれるのは
地元のプロフェッショナル
TRATTERIA DelSoleさんなのです!
※結婚20周年もお世話になりましたm(_ _)m
素敵なお店には
売り手よし!・買い手よし!・世間よし!
三方よし!の
誤魔化しの効かない
素敵な空気が漂っています♪
当店milkshopDELIも、DelSoleさんの
ような豊かさを提供するサービス店を
目指し頑張ります!
では、また
(代表:倉元靖武)
Q.乳製品宅配サービスに、
何を期待しますか?
ただ「玄関先に届くだけ」では面白くない!と
milkshopDELIでは、宅配だけでない様々な
企画・コンテンツをご用意してます♪
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※お気軽にお申込くださいね♪
【備忘録】
●ヌガーとは
菓子のひとつ。
砂糖と水飴を低温で煮詰め、アーモンドなど
のナッツ類やドライフルーツなどを混ぜ、
冷し固めて作る。
茶色くて固く、歯に粘りつくような食感が
特徴のソフトキャンデーの一種。
●チュイルとは
フランス語で”瓦”っていう意味で、瓦のような形を
した薄いクッキー。サクサクした食感の菓子。