おとんと僕のR-1物語【後編】その① のつづき




おとんと僕のR-1物語【後編】その②



■非力で無力な僕


震災から半年が過ぎた
2011年10月

どんなにPRをしても、R-1ヨーグルトは
得体の知れない赤いヨーグルトとして
なかなか耳を傾けてくれません。

でも、この地域の復興には必ず役立つ。
地域住民の元気には欠かせないヨーグルトだ!



このままでは・・・


と、本来なら製造メーカーであるmeijiの
本社に許可をとらねばならないのですが

「R-1を何とか世に出したい!」

この想いが溢れ、勝手に
オリジナルユニフォームを製作。







元祖はらこめしの里の秋祭り
“わたりトコトン商人まつり”

でも、ブースを赤一色にして
R-1を広めることに特化しました。





それでも、所詮いち商店のPR。

非力で、無力。

いち販売店が叫んだところで、消費者は
その価値を簡単には認めてくれません…


途方に暮れつつも

「諦めたら終わりだ!」
「とにかく言い続けるしかない!」

父:達夫には届かなかった
R-1ヨーグルトの価値訴求を、僕は
諦めるわけには行きませんでした。


すると…

それは、1ヶ月もたたずに
やってきました。


空前のR-1ブームの到来です。



■うばい合えば、足らぬ
 わけ合えば、あまる



2011年冬

「インフルエンザ予防に効果的なヨーグルト」

とメディアが一斉に報じると
R-1ヨーグルトは、大ブレイク!

僕、milkshopDELIがどんだけ声高らかに
PRしたところで、鳴かず飛ばずだった
R-1ヨーグルトが一気に品切れ。

売り切れ続出状態となりました。





こうなると、奪い合いです。


「あまり売れないから・・・」
「店頭用のヨーグルトだから…」

今まで力を注いでこなかった販売店までが
我先に!と奪い合いを始めました。


何が平等か?公平なのか?

はさておき、今までの取組み具合など
考慮されることなく、売上実績で配分
され出荷数が割り当てられました。

店頭用の市販ヨーグルトですので、
メーカーは大手量販店も含め出荷数を
割当て、販売制限をかけました。


まぁ、それは致し方ないのですが…



向いのスーパーには、R-1が大量に
陳列されているのに、当店では

R-1の宅配は、品切れのため
受け付けることができません。


と、宅配契約をお断りせざるを得ない事態に。


並べなきゃ売れないけど、完売するとは限らず
賞味期限が切れれば廃棄される店頭を優先し、
いわば【予約】である宅配契約を後回し?

(゚Д゚)ハァ?

居酒屋さんで、席は空いているにも関わらず
いつ誰が来店するかわからないので予約は
受付られません!って…


これは、おかしい!
あり得ない!!!






明治本社にも抗議しました。

しかし、大企業がいち販売店の抗議に
取り合う訳もなく、徒労に終わりました。

「店頭用の市販R-1を宅配に利用してるのは
あなたなのだから仕方ないでしょ…」


そう言われてしまえば、その通り。
業界の理屈としては、仰るとおりです。


「父と僕のR-1物語」

僕の個人的想い入れなど、社会に
通用しないことぐらい分かります。


でも、口惜しかった・・・


頭では、理解しても
心では、許せませんでした…




■宅配専用R-1があれば…


2012年4月

R-1品切れ状態が未だ収束しないこの春。

当店は、法人成りを果たし会社組織に。

株式会社チャント設立。




ひとりひとりが、今より少しだけでも
ちゃんと”すれば、社会は変わる!

事情や惰性で判断するのではなく
ちゃんと”目的意識をもって決断すれば
もっとよい世の中になるハズだ!


震災からの復興には、地域住民の
元気・笑顔が不可欠だ。

地域住民の活力の源である栄養摂取を
ちゃんとサポートする
ちゃんとした宅配サービスを行う
会社になるんだ!

これを企業理念に

㈱チャントを設立しました。



その4ヵ月後

2014年6月


なんと、宅配専用のR-1が発売されます!





100mlのドリンクタイプだけですが
有効成分1073R-1乳酸菌はそのままに
店頭用のペット商品とは一線を画した
宅配ユーザーのためだけに生み出された
素晴らしい商品が誕生しました。



※その明確な違いはコチラにまとめました。



2009年 この世に産声を上げた
明治ヨーグルトR-1発売から3年。


山が動いたのです。


この勢いで、食べるタイプも宅配専用に

という期待も虚しく、その後
山が動く気配はなくなりました…



いびつですが、R-1だけは

ドリンク ⇒ 宅配専用商品
ハード ⇒ 店頭用市販商品


というラインナップでご提供せざるを
えない状況を受け入れるしかありません。




 

そして


宅配専用R-1ハードタイプへの希望を
忘れかけていた


2017年11月


ついに、明日!



■ついに登場!
 悲願の宅配R-1



2005年 milkshopDELIオープン。すなわち
父:達夫がこの世を去ってから12年!


2009年 R-1発売から8年の年月を経て…










ついに、悲願の

宅配専用R-1ハードが
登場します!
。゚(゚´∀`゚)゚。



達夫の13回忌を終えた今年の発売。

この不思議なご縁と奇跡の巡り合せも
父:達夫の天国からの贈り物なのかも
しれません。




milkshopDELI の存続。

meijiヨーグルトR-1 の価値訴求。

これは

亡き父:達夫が息子の僕に贈った
最期の試練であり、エールである・・・




今後もこれを胸に刻み、“脱、牛乳屋!”
よりお客様に喜んでもらえる宅配サービス
に励んで参ります。







※最後まで読んでいて頂き、
 ありがとうございます。m(_ _)m






〔父と僕のR-1物語全4話〕

●R-1物語【前編】その(1) はコチラ>>
●R-1物語【前編】その(2) はコチラ>>
●R-1物語【後編】その①はコチラ>>
●R-1物語【後編】その②はコレです。(^^;
 



〔父と僕のR-1物語ザ・ムービー〕

●R-1物語【前編】ザ・ムービー はコチラ>>




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